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公式ブログ 河原﨑友太弁護士の記事

ネコ型の何か(弁護士河原﨑友太)

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経済学

弁護士 河原崎 友太

 

昨年くらいから,しばしば経済学の本を手に取っては,眺めている。

そう,文字通り,「眺めている」のである。

 

もちろん,最初は「読む」つもりで手に取り,ページをめくるわけであるが,数ページ進めば,もう「眺めている」だけの状態に移行する。

時として,15分くらい同じページをぼけーっと眺め続ける。何も考えず。

そして,そっと本を閉じる。

 

そもそも数式の存在がアレルギー反応を引き起こす。

 

⊿(デルタ)って何だっけ?

登場するアルファベット多すぎない?

 

その上,勝手に式を変換して,「この式を変換するとこうなります。」みたいなことが当たり前のように書いてある。

 

変換の過程わぃ!

 

と,思わず,突っ込むが,誰も回答をくれない。

 

この変換の過程って理解しなくても良いんですかね?

もちろん,方程式だから,一応は分かりますよ。両辺に同じ数字を掛けてとかやってみれば(合ってるかな?)。

ただ,中学からずいぶんと時間が経過してますからね。

一応は,親切心で書いておいてくれないと。

 

それか,変換後の「ほら,さっきの数式とイコールですね」的なところだけ覚えれば足りるんですかね?

 

挫折を繰り返し,もうそろそろ1年近く。

さて,今年こそは,マクロ経済学だけでも読了できるか!?

 

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クレイジージャーニー

弁護士 河原﨑友太

 

 

TBSの木曜深夜の『クレイジージャーニー』という番組が大好きで毎週録画して観ています。

 

各業界(特にニッチな業界)で一線級の人たちにスポットライトをあてて,一般の人が知らない『クレイジー』な世界を掘り下げていくような番組で,毎回,ドキドキ,ワクワク,時にはゾクゾクしながら見入ってしまいます。

 

私にとって衝撃だった回は,『洞窟探検家』の吉田勝次さんの回。

肩書きのとおり,世界中にある洞窟を探検するわけですが,一般的にイメージするであろう洞窟からは程遠い。

洞窟を進んだ先に水があれば,当然のようにボンベを取り出し水中を潜ってみたり,時には真っ暗な水中を素潜りで進み,酸素を確保できる場所を(私に言わせれば一か八か)探してみたり。それはもう終始ゾクゾクが止まらないです。

極めつけは身体一つが入るかどうかという穴を,身体をひねりながらも何の抵抗もなくズンズン進んでいく吉田さんの姿ですね。

閉所恐怖症の私からすれば,戻れない恐怖で到底進めないです。

常軌を逸していて,まさに『クレイジー』です。

 

そして,吉田さんがヘルメットを取っても進めないところで断念する愛嬌が最高ですね。

 

吉田さんに限らず,この番組に出てくるクレイジージャーニーたちは,自分とは真逆の人ばかり。

虫を食べる人がいたり,崖から飛び降りる人がいたり,トカゲを追いかけたり…。

「自分には到底できないなー。」と思いながらも,その世界で突き抜けているクレイジージャーニーたちに憧れの気持ちが溢れ出て止まらないです。

 

ということで,皆さん是非!!

 

おススメは,アメトークの途中でクレイジージャーニーへ行き,クレイジージャーニー終わりでアメトーク(録画)を中座したところからという流れですかね。

 

木曜夜はテレビ前でぐーたらするに限ります。

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住宅宿泊事業法~いわゆる民泊について~

弁護士 河原﨑友太

 

 

政府は今年3月に閣議決定を行い,「住宅宿泊事業法」と題する法案を国会に提出しました。

この住宅宿泊事業法は,近年話題になっている「民泊」についてのルール作りを定めたものになっています。

現在は,衆議院で審議中となっています(本年4月20日時点)。

 

法案提出の背景には,

1 世界各国で展開されている民泊サービスが,日本でも急速に普及していること

2 急増する訪日外国人観光客のニーズや大都市部での宿泊需給の逼迫状況に対応すること

3 他方で,公衆衛生の確保や地域住民等とのトラブル防止に留意したルール作り,無許可で旅館業を営む違法民泊への対応が急務であること

などが挙げられています(観光庁HPより)。

 

法案の特徴としては,

住宅宿泊事業(民泊サービス)を行うに際して,都道府県知事への届出を必要としたということでしょうか。

「許可制」ではなく「届出制」にすることで「民泊サービス事業」へ参入するハードルが下げられています。

 

ということは,東京オリンピックを控え,多くの人に参入してもらいたいという趣旨なのかなと思いきや,宿泊日数の最大が年間180日に制限されていて,「収益事業」としてやるには躊躇せざる得ないような作りになっています。

 

とすると,「副業的」にやれという趣旨なのか?

 

ただ,住宅宿泊事業者には,「衛生の確保」,「騒音防止措置」,「近隣住民からの苦情対応」などの義務が課されていて,「副業的」にやるには少し参入障壁が高いような気もします。

 

果たして,何のために「年間180日」制限が存在するんでしょうか(※)。

不動産事業者であっても,年間半分の営業で利益を上げられるのでしょうか。

 

一層のこと,宿泊日数制限は撤廃してしまって,収益事業としてきちんとできるようにしたうえで,規制はしっかりしますよというほうが良いのでは。

不動産事業者はまだしも,一般の人が副業的に手を出すにはかなり抵抗を感じるような気がして,結果的に,届出をしていない違法な民泊事業を行う人が出てきてしまわないですかね。

 

皆さん,どう思われますか?

 

 

(※)報道によれば,ホテル・旅館業界からの「30日上限」という要請と,不動産業界からの「上限不要」という要請の狭間で折衷案的に採用された数字のようです。

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同窓会による在校生支援活動~所沢高校~

弁護士 河原﨑友太

 

今月4日の土曜日に,母校である所沢高校を10数年ぶりに訪れました。

目的は同窓会による在校生支援活動の一環としての講演で,土曜日の午後に時間を割いて出席していただいた10数名の生徒さんと,10名弱の先生方を対象にお話させていただきました。

 

「高校生にどんな話をしようか。」

 

前半は,私の高校時代の話から大学受験,司法試験受験の話をさせていただこうと考えていましたが,後半で取り上げる「司法」の話について,何を題材にして話したら良いのか,

講演の直前まで,「高校生の理解力」と「高校生の興味」の判断がつかずに,悶々とする日々を過ごすことになったわけです。

 

とりあえず,実際の判例文を読んでもらおうというところを決め,判例文を選択する作業を開始しました。

 

当初は,裁判でどのように「事実」を認定するのかという話をしようかと思い,とある不貞慰謝料請求事件を取り上げ,不貞行為があったか否かをどのように認定するのかを,

実際の判決文を紐解きながら考えてもらおうかと思いましたが,「高校生の興味」を引き出すことができても,さすがに題材としてどうかということもあり,引っ込めることにしました。

 

次に,選挙権年齢18歳への引き下げに絡めて,議員定数不均衡の話を取り上げようかと思い,どの裁判所の判断を取り上げるかと,復習がてら読み進めたところ,

判決文を読んでもらうことはやはり難しいようの思え,これも引っ込めました。

 

散々,悶々とした結果,最終的には,平成25年9月4日最高裁大法廷決定『嫡出子と非嫡出子の法定相続分の差別的取扱いを定める民法900条4号但書前段』の違憲決定を取り上げることにしました。

 

この裁判は,法律婚夫婦(婚姻届を提出した戸籍上の夫婦)の間に生まれた子(嫡出子)と法律婚ではない男女から生まれた子(非嫡出子)との間で,

『嫡出でない子の相続分は,嫡出である子の相続分の2分の1とし』と規定されていた民法900条4号但書前段の差別的取扱いの是非を問うものです。

 

違憲派・合憲派どちらの理屈も理解はしやすいと思い,また,どんな題材でも多少は難しいだろうとあきらめ,

更には,そろそろ決めないとまずいと思い「エイヤーっ」と決めたわけですが,

結局,講義後は「理解してもらえたかな」と大きな不安を抱いたまま終えることになりました。

 

ところが,後日届いた生徒さんからの感想文を拝見した限りは,どうやら,難しかったかなという心配は杞憂で終わったようです。

いただいた感想文の一部を引用させてもらったものです。

 

『人々の考えは時代によってどんどん変わっていくから,人々の考えと法がずれていくと,だんだん人々を縛るようになっていってしまうと思った。』

 

当該条文が制定された当時の法律婚を大事に考えていた家族観から,法律婚を大事にしながらも「個」を大事に考えるようになった時代変化が判決に影響しているという点をきちんと理解してくれた感想文に,

私の杞憂はなんだったのかという感想を抱くとともに,母校の生徒さんたちの頼もしさにうれしく思った講演会となりました。

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マンション建替等専門家相談講習会

弁護士 河原﨑友太


先日,マンション建替等専門家相談講習会に参加してきました。

 

マンション建替等専門家相談とは,その名のとおり(老朽化)したマンションの建替えやマンション敷地売却等の相談に対して,弁護士や一級建築士による相談を受けられる制度です。

 

冒頭に国土交通省の方から,「マンション政策の動向について」ということで,近年の老朽化マンションの現状や,建替えを推進するための政策等についてのお話がありました。

 

国の政策の成果もあり,建替え件数は右肩上がりということではありますが,老朽化マンションの増加率に対応するのには更なる政策が必要というところでしょうか。

 

マンションの建替えについては,「今年度やろう」と言っても直ちにできることはなく,有志による勉強会の立ち上げから総会による建替え決議に至るまでの間に,賛成派と反対派の対立等,様々な問題に直面することになります。
地道に,粘り強く建替えの土台を作り,他方で,時期を逃さずに建替え決議を行う必要があります。
また,建替え決議後も,実際の建替えを行うまでの間に,マンション建替組合の設立や明渡しの問題などの法的な問題が山積みになることもあります。

 

老朽化等により建替えをご検討の管理組合の皆様。
建替えの土台作りの際には,是非とも専門家相談をご利用ください。
また,マンション建替えを含めたマンション管理全般については,こちらのサイト( 弁護士河原崎のマンション管理日誌 )もご参照ください。

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定期借家契約

弁護士 河原﨑友太


今年12月に自宅の賃貸借契約の更新を迎える我が家。
先日,その更新書類が届き,いざ必要事項の記入をしようとしたところ,契約書の冒頭に「定期借家」との文字があり気が動転。

 

何しろ定期借家契約を締結,再契約をした記憶が一切ない。

 

過去の契約書を探すも,前回更新時の契約書類が見つからず契約書探しは断念(契約書は大切な証拠となるので必ず保管しましょう!)。

 

前回の更新の際に,定期借家で再契約をしてしまっていたのか?
管理会社の単なる間違い?それとも,何か別の思惑があるのか?

 

本来であれば,「何を『定期借家』で送ってきてんだ!」と強く言ってやりたいところながら,曖昧な記憶に契約書が見つからない凡ミスも加わり,管理会社に強く出るだけの資料が集まらず,とりあえず,「契約ってどうなってましたっけ?」と何とも腰が引けた問い合わせ。

 

他方で,管理会社からの回答も「間違って送ってしまいました,すみません。」と凡ミスを訴えるもの。

 

というわけで,危うく2年後に追い出されることを回避し,無事に普通賃貸借契約書にて契約更新したわけです。

 

さて,本コラムに登場する「定期借家契約」とは,契約期間の満了をもって賃借人は必ず建物を明け渡さなければならないという契約です。
通常の賃貸借契約において要求される「正当事由」の有無を問題にせず,期間満了をもって必ず契約が終了します。
この契約を締結する場合には,①書面による契約,②期間の定め,③更新否定条項,④事前説明が必要とされています。
④の事前説明は,説明書面の交付に加えて口頭での説明も求められます。また,契約書は説明書面を兼ねることはできないとも解されています(最高裁平成24年9月13日)。
なので,今回の我が家の騒動も,④事前説明がないために,仮に契約書を返送したところで「更新否定条項」に効力はなしという扱いになり,通常の賃貸借契約の更新と同じ扱いになっていたわけです。

 

とはいえ,事前に紛争を回避できるに越したことはありません。

 

皆さん,気をつけましょう。

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100人に1人

弁護士 河原﨑友太


先日,長女から風邪をもらって1週間くらいダウン。

 

久しぶりに風邪で病院に行き,薬を飲むことに。

 

「この抗生剤は100人に1人くらいの割合で副作用が出ます。」

 

「副作用は、めまいのような感じらしいです。」

 

とは医師の発言。

 

「まさかね。大丈夫でしょ。」

 

と思いつつ,飲んで小一時間。

 

なにやら頭がフラフラ…。目の焦点が…。

 

まさかの100人に1人ですよ。

 

違う抗生剤をもらいに行くのはひどく面倒で,それ以外の薬を飲み続け,約1週間で回復。

 

ちなみに長女はトータル8日間の高熱と約2週間の咳を続け,ようやく回復。

 

それに比べればまだましだったかな。

 

でも,次女は咳が少し出ただけ。長男は特に変化なし。

 

我が家で二番目に身体が弱いらしい。

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家庭裁判所調査官「陣内さん」

弁護士 河原﨑友太


伊坂幸太郎氏の近著の「サブマリン」を呼んで思ったことを。

 

 

「サブマリン」は家庭裁判所調査官である「陣内さん」を中心とする物語。

 

伊坂幸太郎ファンの方々はご存知のとおり,陣内さんが活躍した「チルドレン」の続編である。

 

家庭裁判所調査官という仕事が注目されることは少ないと思われる。どんな仕事をするのかわからない人がほとんどでは。

 


家庭裁判所調査官は,家事部に所属する者と少年部に所属する者とに分かれる。

 

何をするのかであるが,

 

家事部で言えば,たとえば夫婦間の離婚問題などに際し,

 

「お子さんがどのような生活をしているのか。」

 

「お子さんが両親のことをどう思っているのか。」

 

と言った事柄を調査し,裁判官に報告する。

 


少年部で言えば,少年事件を起こした少年たちの問題点を探り,家庭の問題点を探り,少年の反省を促し,裁判官に報告する。

 

こういった仕事をする人である。

 

 

少年事件の場合には必ず調査官が調査に入る。

 


さて,話は「サブマリン」に戻る。今回は少年部に所属する陣内さんが舞台となっている。

 

「チルドレン」時代から「陣内」なる人物は変人扱いをされている。

 

ところが,読者の選ぶ好きなキャラクターでは常に上位である(たぶん1位)。

 

変人ではあるが魅力に満ちあふれている人物である。

 


たとえば,

 

「人の命は別の命じゃ埋まらねえぞ」

 

こんな具合である。

 

グサッとくる。

 

「時間が和らげない悲しみなどない。が,悲しみはゼロにはならない。」

 

こんな具合である。

 

もちろん,フィクションである。

 


付添人である弁護士は,少年審判の前に調査官が裁判所に提出した報告書を閲覧する。

 

その際に,調査官の能力の高さに驚かされることが多い。

 

審判までのわずか3,4週間のなかで調査官が少年に会う機会は3回前後。

 

その中で,実に多くのことを少年から聞き出している。

 

正直に言って,何でそこまで調べられているの?と思わざるを得ないことも多々ある。

 


経験上,少年から話を聞きだすのはそうたやすくない。

 

語彙が少ない少年も多く,伝えることをあきらめる少年も多い。

 

そこを引き出すことができるのは,きっと聞き手である調査官に魅力があるからなのかもしれない。

 


全国に所在する裁判所のどこかに,「陣内さん」のような調査官がいるかもしれないですよ。

 

……と,どうやって終わったらいいかわからなくなったので,これで文章を結んでみる。

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セミナー講師を担当しました。

弁護士 河原﨑友太


3月10日に,野村不動産アーバンネット浦和センターさん主催のセミナー講師を担当しました。

 

底地・借地にまつわるトラブルを話してほしいとのことでしたので,「底地・借地トラブルで困ったら」というお題でお話しさせていただきました。

 

セミナーで主に触れたのは,

  • 更新料の問題
  • 賃料増減額請求の問題
  • 明渡しの問題
  • 借地権の買取りの問題

の4つです。

 

それぞれの問題点について,法律のお話と,実際の取引のお話とをお話しさせていただきました。

 

公演終了後には質疑応答のコーナーがありましたが,参加者の皆さまから多数のご質問を頂戴しました。

 

参加者の皆さま,ありがとうございました。

 

さて,当事務所主催の次回市民講座は6月11日を予定しています。担当講師は河原﨑が務めます。

 

上記セミナーに引き続き,不動産トラブルを取り上げる予定です。

 

時間の都合で話せなかった相続が絡んだ問題等にも触れるつもりです。

 

是非,ご参加ください。

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「∑」…?

弁護士 河原﨑友太

 

昨年ころより,仕事と育児の合間を縫って,新たな分野の勉強を少しずつしています。

 

新しい専門書籍を購入して,勉強を始めると,たいていは楽しいという感覚を持つことができます。

 

ところが,しばらく読み進めていくと必ずというほど壁にぶつかるわけです。

 

ここで,ついつい「やめようかな」という悪い虫が登場するわけですが,そこをごまかしながら何とか進めるわけです。

 

そうすると,あるときに突如として前後の知識がつながるようになる。そこからは再び楽しい時間となります。

 

 

 

今,私が直面している壁は「数学」。

 

高校に入ってから全く数学に力を入れることをしないままに来たために,高校では果たして何を学んだのかすら覚えていないありさま。

 

そのため,今読み進めている専門書籍に「∑」という謎の文字が出てきた日には何のことやらなのです。

 

その専門書籍に「∑」の解説があるはずもなく,当然にこれを理解していることを前提に話が進んでいきます。

 

私は立ち止り,「∑」を調べたいという欲求に駆られるわけですが,ネットで検索しようにも,「∑」の読み方すらわからないから検索ワードを入れることすらできないのです。

 

 

さて,とりあえず「∑」の存在を無視して読み進める私ですが,そのあともたびたび「∑」が登場するもんだから嫌になってきます。

 

「もうやめてしまおうかな」

 

そんなことを考えながらもダラダラと読み進めるだけの日々が過ぎていき,あるときの飲み会で,ふと他の弁護士に聞いてみたところ,

 

「シグマですよね,数列ですよね。」

 

との即答。

 

「あー,そうだったかも。」と「∑」の壁を乗り越えられそうになったところで,

 

「『数列』ってなんだっけ?」とさっそく次の壁にぶつかり,これ以上恥をさらせないと,分かったふりをする始末。

 

実は方程式の計算もやや自信なくなっていることに気がついた最近。

 

勉強しなければ。

 


さて,当事務所には,そんな「シグマ」を即答してくれた岡田宜智弁護士が入所することとなりました。

 

これで当事務所は,弁護士9名,事務職員5名の合計14名となりました。

 

これまでにも増して地域に密着した活動をしていく所存です。皆さま,どうぞよろしくお願いいたします。

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マンション老朽化に対する打開策となるか!?

弁護士 河原﨑友太

 

新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。

 


さて,年末年始にかけて,政府は,老朽化した住宅団地の建て替えを促すために,
一定の要件化でマンションなどの建替え要件を3分の2以上にする法改正を今通常国会に提出するとしました。

 

従来,マンションの建て替えに関しては,

 

市街地再開発事業の場合には原則として所有者全員の合意

 

区分所有法,マンション建て替え円滑化法では5分の4以上の合意

 

が必要とされてきましたが,上記改正案はこれらの決議要件を大幅に緩和するものとなっています。

 

その恩恵を受ける管理組合,区分所有者の方も少なくないのではないかと思います。

 


しかし,決議要件の緩和が建て替えの推進に結びつくにはもう一つハードルがあります。

 

 

それは建て替えを実施するだけの「財源」を確保できるかという問題です。

 

通常は,借り入れや建替え参加者からの賦課金の徴収などで建て替え費用を用意しなければなりません。

 

区分所有者としては,その負担の割合が賛否を決するということもあります。

 

「財源問題」が足かせとなって,今回の法改正に向けた動きが画餅にならないように,

 

マンション購入(予定)者において建替えまで見据えた検討を行っておくこと,

 

マンションの管理組合の財政を健全化しておくこと

 

がそれぞれ必要ではないでしょうか。

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反省の言葉

弁護士 河原﨑友太


担当した覚せい剤取締法違反(使用)被告事件


今まで覚せい剤の使用事件はそれなりの件数担当してきたが,被疑者・被告人の方々は一様に,


「もうやらない。」
「むしろやりたくない。」
「やらないから大丈夫です。」


と述べてきた。


彼も当初はその例に違わず,


「捕まってから一度もやりたいと思っていない。」
「本当はやりたくない。」
「だからやめられる。」


そう話していた。


ところが,第1回公判の1週間前。

打ち合わせに行った際の彼の様子が明らかに変わっていた。


よくよく聞けば,彼が患っているうつ病の影響か,


「気分が大きく落ちた。」
「その気分が非常に落ちた際に覚せい剤を使いたいと思ってしまった。」
「今まで全くこんな気持ちにならなかったのになってしまった。」
「自信がなくなった。」
「拘置所という場所だから使わなくて済んだけど,そうじゃなかったら使っていただろう。」


とのこと。


続けて,


「自分が社会に出たらまた使ってしまうかもしれない。」
「だから,こんなに良くしてくれている身元引受人の方を裏切ってしまうのが怖い。」
「だから,情状証人としての出廷をやめてほしいと手紙を書いた。」


と。


彼の身元引受人は,彼が半年ほど前に偶然知り合ったNPO法人の代表理事の方。
幼いころから虐待を受けて育ち,身内と呼べる人がいない彼が,初めて大きな信頼を寄せられると思った方だった。
そして,その身元引受人の方も,短い付き合いにも関わらず,彼に非常に親身に寄り添ってくれていた。


そんな身元引受人のことを考えて,彼は先に述べたような発言をしたようである。


当日,身元引受人の方は情状証人として出廷し,彼の更生の手助けをすると証言してくれた。


彼は,裁判官に対して,素直に,覚せい剤をやめる自信がなくなった気持ちを吐露した。


だから,情状証人の出廷を避けてほしいと思ったことも,それでも来てくれたことがうれしいということも。




判決日。


裁判官は,判決を言い渡すとともに,


「この公判廷で,覚せい剤をやめる自信がなくなったと素直に言った気持ちを大事にしてほしい。」
「あなたが覚せい剤をやめられることを信じています。」

と彼に伝えた。


覚せい剤の依存性は非常に高い。


彼の「やめる自信がなくなった」という言葉は,彼が覚せい剤ときちんと向き合った結果である。


そして,その言葉は,「やめます。」の一言よりもよっぽど反省を示す言葉だったように思う。

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全国制覇への道

弁護士 河原﨑友太


これまでに修習又は業務で訪れた裁判所を挙げると,


神戸地・家裁
同姫路支部
同洲本支部
大阪地裁
京都家裁
奈良地裁
名古屋地裁豊橋支部
横浜地裁
同横須賀支部
千葉家裁松戸支部
東京高裁
東京地・簡・家裁
同立川支部
さいたま地・簡・家裁
同川越支部
同越谷支部
同熊谷支部
大宮簡裁
久喜簡裁
前橋家裁
(地・家裁…支部を含めて17か所。簡裁…4か所。)


地方裁判所の数は,全国に50か所(北海道は4つ)。


支部も含めると全国に203か所。


簡裁は全国に438か所。


全国制覇への道は果てしなく遠い。


ところで,遠方の裁判所で裁判がある場合,


裁判所のある地域の弁護士に頼むのも一つ。


でも,自分の住んでいる地元の弁護士に頼むのも一つの選択肢である。


訴訟を進めるには詳細な打ち合わせが必要となる。


遠方の弁護士事務所に依頼したときに,それが可能か。


多くの場合はNOだと思う。


是非,地元の弁護士にご相談を。

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「子どもの話」

弁護士 河原﨑友太


我が家の長女はもうすぐ4歳。
口が達者で,いつのころからか,彼女の口から真実が明らかになることも多くなった。


例えば,先日,自宅でスーパーボールを5,6個転がしていたら,1歳になる長男が遊びだした。呑みこんだら危ないなと思い,警戒しつつ,他の作業をしていたら,長男が持っていたスーパーボールが行方不明に。
まさか呑んだかと思い,長女に聞くと,「●●君(長男のこと),スーパーボールを口から出してポイッてしたよ。」とのこと。つまり呑みこんではないということ。
しかし,もともとスーパーボールがいくつあったのかがわからず,減ったような気がして,相変わらず長女の発言の信用性を認めるにはいかない。ただ,その後,長男の様子におかしなところはなく,「あぁ,長女は本当のことを言っていたんだ。」と思う。


また,先日,どうやら保育園でひとつ上の年齢のクラスの子たちに囲まれたらしく,お迎えに行った妻がそれを目撃し,事実を確認したところ,ひとつ上の年齢のクラスの子たちがバケツに集めていたダンゴ虫をうちの子が逃がしたらしい。それで,お姉ちゃんたちに囲まれていたとのこと。
家に帰って,妻からその話を聞き,本人に聞いてみたところ,「そのダンゴ虫は自分が集めたものなのに」との発言。妻に改めて聞くと,どうやらその発言は嘘らしい。

自己防衛のために嘘をついたようである。なかなかやる。


見たものを話すことはかなり正確に言えるようになったらしい。
他方で,自分が不利になる話については嘘が盛り込まれることもあるらしい。


先日,幼稚園での性的虐待を記事にした出版社に対する名誉棄損での損害賠償請求訴訟の高裁判決が出ている。そこで問題となったのが,虐待現場を目撃したとされる園児の証言の信用性。
地裁はこれを否定し,高裁はこれを肯定したようである。つまり,園児の証言が信用に足りるものであると。


事件の詳細や,記事の内容については把握していないので,事件の内容に踏み込むわけではないが,先に述べた我が子から聞いた話を前提にすると,小さい子であっても,自らの語彙である程度表現できる子の目撃証言というものは信用に足りるのかもしれない。
ただ,理解力・表現力が十分ではなく,語彙が少ない子どもから正確に事実関係を聞きとることは至難の業だと思う。誘導なく,事実を聞きとることがどれだけできるか,一筋縄ではいかないのであろう。それが実感。

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※上記が「弁護士河原﨑友太」タグの記事全部です。更新をお楽しみに!