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公式ブログ 水口匠弁護士の記事

我が家の子猫たち(弁護士水口匠)

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「ゲーム休暇」はダメ?

弁護士 水口 匠

 

2,3か月前,人気のロールプレイングゲームが発売となり,爆発的な売り上げが話題となりました。

私も,小さいころからこのシリーズのゲームのファンだったので、さっそく買って楽しませてもらいました。

 

ところで,このゲームが発売されてからしばらくして,情報番組などで,ゲームをしたいから有給休暇を取る若者が多いということが何度か取り上げられていました。

私の見る限りでは,この「ゲーム休暇」については否定的なスタンスの番組が多かった気がしました。

「仕事を休んでまでゲームをするのはいかがなものか」,「わざわざゲームをするからと言わなくても,それらしい理由を付ければいいのに」といったところでした。

 

日本人らしいといえばそうなのかもしれませんが、そのようなスタンスの番組が思った以上に多くて驚きました。

 

ゲームをするために有給休暇を取得することは,悪いことでしょうか?

 

有給休暇とは,一定の要件を満たした労働者に,法律上当然に認められている権利であり,労働者が休暇の始期と終期を指定すれば、使用者は原則としてその指定された時季に有給休暇を与えなければなりません(一定の例外はあります)。

 

そして,労働者が有給休暇を取得する場合,その休暇をどのように利用するかは労働者の自由であり,その利用目的について使用者が干渉することは許されません。

ですから,有給休暇を取得した労働者は,この休暇を使ってボランティア活動をしても,家族や友人,恋人と出かけても,1日中寝ていてもかまいません。もちろんゲームをしていても全く問題ないのです。

 

この,有給休暇の自由利用という観点から,そもそも使用者が,有給休暇を取得しようとする労働者に対して,休暇取得の理由を聞くということ自体,問題があります。

理由を言わなければいけないというのでは,利用目的が制限されるおそれがありますし,取得自体にも制限がかけられるおそれがあるからです。

 

そうすると,先のコメントについては,

 

「仕事を休んでまでゲームをするのはいかがなものか」:個人の感想としては構わないが,公共の電波を使って,情報番組のコメンテーターが言うべきことではない

「わざわざゲームをするからと言わなくても、それらしい理由を付ければいいのに」:問題はそこではなく,有給休暇を取得する際に,当たり前のようにその理由を聞いている会社の方が大きな問題

 

ということになります。

 

こんなことが番組として取り上げられることがなくなるほど,労働者が当たり前に有給休暇を取得できる社会を,法律は想定しています。

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灯台もと暗し

 弁護士 水口匠

 

 

先日,コンビニエンスストアに立ち寄った際,たまたま見つけた「行ってみたい100の名城」という本を買ってみました(特にお城に興味があるわけでもないのですが)。

 

自宅に戻り,パラパラとページをめくりながら,「100」のうち,行ったことがあるのはたったの8城だけかー」などと思っていると,そのうちの1つに私の母校がある川越城が紹介されていました。

小さな感動と,地元にいながらも,天守閣がないこともあり,行ったことがなかったという事実に恥ずかしさを覚えながら,紹介文を読んでみました。

 

紹介文には,川越城は,かの有名な太田道灌らが築城したこと,徳川家康をはじめ,幕府が江戸の背後の守備の拠点として重視し,有力な諸侯を配置されていたことなどが書かれており,ここでも歴史ある川越に感動を覚えながらも,我が地元のことを何も知らなかった自分の無知さに恥ずかしさを覚えることになりました。

 

また,川越城の近くにある三芳野神社という神社は,その参道が童謡「通りゃんせ」の舞台にもなったという歴史ある神社だという豆知識も手に入れました。

 

近々,川越城と三芳野神社を見学し,ついでに,昔散々通った川越の街を,久しぶりに巡ってみようと思います。

 

ちなみに,この本はスタンプブックも付いていて,城を巡ったときには,所定の箇所にスタンプを押すことができるようになっているので,これを集めるのも楽しそうです。

ただ,すべてを集めるためには,北海道から沖縄まで巡らなければいけませんが。

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慰霊の日

 

弁護士 水口匠

 

6月23日は,沖縄にとって特別な日,「慰霊の日」です。

この日,旧日本軍の沖縄における組織的戦闘が終結したことに由来するようで,沖縄では休日となっています。

 

私が初めて戦争の生々しい傷跡を目にしたのは,小学校3年生のとき,母に連れられて沖縄旅行に行ったときでした。

旅行といっても華やかなものではなく,当時,母が努めていた職場の研修旅行に私も連れられていったもので,戦争跡地の視察が主だったと記憶しています。

ひめゆりの塔,万歳クリフ,防空壕などを見て,基地近くでアメリカ軍戦闘機の爆音も聞きました(ハブ対マングースを見たり,ニシキヘビを首に巻いたり,グラスボートに乗ったりもしましたが)。

 

特に防空壕では,壕内に残っていた多くの人骨やそこで聴いた戦争体験者の体験談の内容が,今でも恐怖体験として鮮明に記憶に残っています。

 

時が経ち,すっかり沖縄の海の虜になった今も,望むと望まざるとに関わらず,沖縄に行けば戦争の傷跡を目にします。

沖縄にとって,戦争が決して遠い過去の記憶ではないことを痛感させられます。

 

たった72年前に,沖縄だけで20万人あまりもの人が亡くなった日本史上最悪の過ち。

そして,これを教訓に,再び戦争の惨禍が起ることのないようにすることを決意した日本が,その決意を忘れることがないよう,願うばかりです。

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テロ等準備罪(共謀罪)の是非

弁護士 水口匠

 

4月14日,衆院法務委員会で,組織犯罪処罰法改正案が審議入りしました。

焦点はもちろん,テロ等準備罪,つまり共謀罪の新設になります。

2000年に採択された国際組織犯罪防止条約(パレルモ条約),いまやその締結国は190か国近くになっている中で,締結していない国は日本を含め,11か国となり,その影響で国際組織犯罪の情報提供,捜査連携が滞っているともいわれています。

 

このパレルモ条約に日本も締結するためには,共謀罪の新設が必要とのことで(本当にそうなのか,あるいは今の法案で条約締結の条件が満たされているのかは議論の余地がありますが),テロの脅威も衰えを見せていない現在,新設の必要性がないとは言えないのかもしれません。

 

しかし,共謀罪は,犯罪の実行に着手しなければ罪として問うことはできないという,刑事手続きの大原則に抵触します。

捜査についても,個人のプライバシー権その他の人権を侵害される手法が,法律の名のもとに安易に合法化されるおそれが格段に高まります。

 

本当にテロなどの組織的犯罪集団に限られるのか,将来的に治安維持法の再来になるおそれはゼロなのか。

日弁連は公式に,共謀罪の成立に反対の意見を出しています。

 

政府が合法的に悪用しうる法律を認めていいのか,これまでに築き上げてきた人権保障のための大原則を曲げてよいのか,これまでの日本の暗い歴史を改めて見直す時期に来ています。

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2分の1成人式

弁護士 水口匠

 

 

先日,長女の「2分の1成人式」に参加するため,長女の通う小学校に行ってきました。

 

私のころは,そんな行事も,言葉さえもなかったと思いますが,今は10歳になる年に多くの小学校で行われているようです。

私が見た2分の1成人式では,児童一人一人が,自分の得意なことをみんなの前で発表するというものでした。

 

子ども達の発表は,習い事で身につけたものや趣味が高じて特技になったものなど多種多様で,ただただ感心させられてしまうものや,つい笑ってしまうものなど,見ていて楽しいものばかりでした。

また,緊張や照れを隠しきれないながらも,一生懸命に披露する姿は,感動すら覚えました。

 

発表が終わると,児童が親に宛てた手紙を読み,それを親に渡すという流れになりました。

子ども達の,普段言わないような親への感謝の言葉は,たとえそれが半分強制だと知っていても,嬉しいものです(もっとも,私は発表が終わった後,長女やクラスメートが作った版画や書き初めを見に行ってしまい,その場にいなかったため,後で長女に怒られましたが)

 

ただ,どうしても,10歳の子どもの口から出る,「今まで育ててくれてありがとう」には,しっくりきません。

へそ曲がりかも知れませんが,感動よりも前に,「まだまだ,これからだろ!」の気持ちが先走ってしまいます。

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我が町のサッカー文化

弁護士 水口 匠


私は,子どもの頃に埼玉に移り住み,学生時代にはサッカー部に所属し,ちょうどそのころJリーグが始まったこともあって,Jリーグ草創期から浦和レッズのファンです。
当初は,「Jリーグのお荷物」などと揶揄されて肩身の狭い思いを余儀なくされ,2部降格の憂き目にも遭いました。
最近でも,Jリーグではトップの財力と戦力を持ちながら,一向にタイトルを取れない勝負弱さに,毎年のようにやきもきさせられていました。

 

そんな私にとって,12月3日のJリーグ チャンピオンシップは,あまりにショックの大きい敗戦でしたが,小さな感動も体験しました。

 

この日,私は当事務所の岡田弁護士と一緒に浦和のスポーツバーで観戦したのですが,店は満員の上,皆さんがレッズの赤いユニホームを着て食事やお酒を楽しみながら熱心に観戦し,その活気に圧倒されたこと。
本当は満員で入店できなかったはずなのに,私が店員さんに頼み込んだところ,特別に入れてもらえることになり,その優しさに感謝したこと。
地元のクラブチームが好きという1点で,たまたま集まった方達と,観戦中でもフランクにお話をすることができたこと。
まさかの敗戦に落ち込む中でも,誰一人としてルールやマナーを破っている人がいなかったこと。

 

日本の,しかも浦和という街に,私の好きなサッカーの文化が着実に根付いていることを強く感じた1日でした。
来年こそあの店で,浦和レッズの優勝を見届けたいと思います。

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アラフォーの決意

弁護士 水口 匠


早いもので,20代で弁護士になった私も,アラフォーに突入してしまいました。
先日は,眉毛に白髪を発見し,鏡の前で一人愕然となりました。

 

アラフォーになると気になるのが,やはり健康面です。
私の癒し系の体型も,健康診断になると,悪魔のような顔を覗かせます。

 

いつまでも若いなんて,たかをくくっていたら,意外と近い将来,痛い目に遭うかも知れないので,もうそろそろ一念発起して、定期的な運動を心がけなければなあと思う毎日です。

 

そういえば,私は司法試験に合格してから研修所に入所するまでの約4か月間,毎日1㎞泳ぎ,入所までに6,7キロ落としたことがありましたが,それもやはり20代の頃の話。
今の私にその体力が残っているかどうか……。

 

「痩せたら絶対にカッコ良くなるヨ」という,娘の優しさに溢れた言葉だけを励みに,日々精進していきます。

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平和の祭典

弁護士 水口 匠


リオデジャネイロ五輪開幕まで,1か月を切りました。
個人的には,サッカーを一番楽しみにしていますが,五輪となると柔道や水泳,体操など,普段あまりなじみのないスポーツにも興味が湧いてきます。
中には,ルールもよく知らないまま、何となく見てしまうという競技もあったりします。

 

ところで,ブラジルといえば,世界でも治安の悪くて有名な国,ある代表候補は代表に選出されたとしても,治安を理由に辞退する意思を表明しています。
また,世界ではテロ事件も頻発しています。
その上,日本では考えられないことですが,一部の警察官は,給与の遅配を理由としてストライキを行うという話も出ており,警備体制に大きな不安を残しているようです。

 

選手を心から応援し,その活躍に喜び,悔しがり,楽しめるのも,「平和の祭典」だからこそ。
未だにオリンピックで使用される競技場の工事も完了していないようですが,まずは大会が何事もなく平和のうちに運営されることを心より祈るばかりです。

 

頑張れ!日本!!

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タイトル  憲法改正の要否

5月3日の憲法記念日を前に,朝日新聞が行った憲法改正についての世論調査では,憲法を「変える必要がある」と回答したのが37パーセントだったのに対し,「変える必要はない」と回答したのが52パーセントと上回りました。
さらに,憲法9条については,「変えた方がよい」が27パーセントだったのに対して,「変えない方がよい」は68パーセントと,大きく上回る結果となりました。

 

私個人としても上記の質問であれば,「変えない方がよい」と回答しますが,だからといって今の憲法の文言が至高・最高のものであり,この条項を未来永劫,一言一句変える必要はないとまでは考えていませんし,9条に関しては,自衛隊の存在を初めとして,その文言と実際の解釈・運用との間にズレが生じているとも考えていますので,このズレをなくすために,場合によっては改正の必要も出てくる可能性があると思っています。

 

この世論調査の中で,「やっぱり」と思うとともに,違和感を感じたのが,9条を「変えた方がよい」と回答した中で,「国際平和に,より貢献すべきだから」という理由が根強かったことです。
「国際平和」って何でしょう? 紛争地域に軍隊を送り,武器を持って戦って,その紛争を沈めることでしょうか。
もちろんこのことが「国際平和への貢献」ではないとはいいません。でも,それだけでもありません。
経済的に豊かでない国にお金や物資を送ったり,学校を建てたりすることは? 災害が発生した地域に人を派遣して,救護や復旧のための活動を行うことは? 紛争が生じた場合にだって,色々な貢献の方法があるでしょう。
日本は国際平和に,まだまだ貢献できていないのでしょうか。

 

使い古されて使い物にならなくなったと思っていた,「国際平和への貢献」という言葉が,今でもしぶとく,力強く生き続けていることに,恐怖を感じます。

 

それとともに,日本の近隣国に新たな動きが出た今,憲法改正に関する政府と世論の反応もとても気になるところです。

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浦和レッズホーム開幕戦

弁護士 水口 匠

 

3月6日に,Jリーグ2016シーズンの浦和レッズホーム開幕戦の観戦のため,息子と2人で埼玉スタジアムに行ってきました。
私はJリーグ開幕時から20年以上浦和レッズのファンで,以前は定期的にスタジアムにも行っていたのですが,息子が大きくなり,一緒に出かけるのもお互いに照れくさくなってきたこと,他にレッズ戦を一緒に観戦しに行くような友人もいないことから,最近はもっぱらテレビ観戦だけでした。

 

観衆は4万3000人以上。真っ赤に染まったスタンドが,ときに規則的に,ときに不規則にうごめき,大歓声でどよめく光景は,何度見ても迫力があります。
残念ながら試合には負けてしまいましたが,やはりテレビでの観戦とはまったく別の魅力が,スタジアムにはあることを再確認しました。

 

しかし,それ以上に驚いたのは,久しぶりに息子と出かけたことでの想像以上の緊張感でした。
家では毎日顔を合わせていますし,会話の量も,サッカーの話ばかりとはいえ,同じ年頃の子どもを持つ親と比べて,少ないとは決して思っていません。
それなのに,このときは,まるで憧れの女性と初めてデートをしたときのように,会話が思いつかないのです。
スタジアムに行く道中,何度「何か食べる?」と聞き,「ちょっと寒いね」と言ったことか。

 

ダメダメだった原因は,子どもの成長なのか,親の自意識過剰なのか。

 

今度2人で出かけるのは,また当分先になりそうです。

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我が街の魅力

弁護士 水口 匠

 

最近,とあるバラエティ番組で,「都道府県の魅力度ランキング」なるコーナーがあり,そこで埼玉県が取り上げられていました。
このような企画に埼玉県が取り上げられる場合,ほとんどが否定的な見方をされるだろうと思っていたら,案の定,埼玉県は47都道府県中,44位で,この結果の感想を,埼玉県民とその近隣の県民に聞いて回るという内容でした。

 

都道府県の「魅力度」というものを,何を基準にしているのかは分かりませんが,充実した環境(交通網や施設,店舗など)や気候,それに東京までの距離を考えると,住む場所という観点を重視すれば,少なくとも埼玉県が44位にはならないはずです。

 

そうすると,レジャーや観光といった側面を重視しているのでしょうか。
この点,埼玉には,確かに海はありませんし,ウインタースポーツも楽しめるとは言い難く,全国的に有名な温泉地も見当たりませんが,自然豊かな秩父・長瀞があります。
京都,奈良,鎌倉のように華々しい歴史や著名度はありませんが,蔵造りの街並みが美しく,「小江戸」の別名もある城下町,川越があります。
食べ物も,いわゆる名物といわれるものは思いつきませんが,さいたま市は今や有数のラーメン激戦地となっていますし,その他にもおいしいお店はきら星のごとくです。
また,サッカー好きからすれば,我が愛するクラブ,浦和レッズがありますし,日本最高のサッカー専用スタジアム,埼玉スタジアムもあります。
埼玉スーパーアリーナは,今やイベント会場として確固たる地位を築いていますし,鉄道博物館もファンからは根強い人気があります。

 

埼玉で育ち,埼玉で腰を据えて弁護士業をしている生粋の埼玉県民としては,埼玉県の魅力もこれからはアピールしていこうと思います。

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新しい家族が増えました

弁護士 水口 匠


9月半ばから,我が家に2匹の猫を迎え入れています。


清楚で少しどんくさい女の子(くぅちゃん)と,愛嬌抜群でいたずら大好きの男の子(レオくん)。


元々,その様な計画は全くなかったのですが,ある日,昔から猫好きだった息子がインターネットでかわいい子猫の動画を発見し,何気なく私に見せてきたのがきっかけでした。


その動画を見た私と息子,それに娘は猫の話で大いに盛り上がり,勢いにのって「我が家にも猫を」という結論を導くまで,多くの時間を要しませんでした。


話の途中,今でも年間で約9万~10万匹に上る猫が殺処分されているという,衝撃的な実態を知ったことから,満場一致で捨て猫を飼うという結論に至りました。
早速,捨て猫を保護し,里親を募集している方と連絡を取らせていただき,運命の出会いを迎えることとなりました(当初はくぅちゃんだけの予定でしたが,面接の際に,レオくんとも奇跡の出会いを果たすことになりました)。
里親になるには,最後まで世話をすることはもちろん,完全室内での飼育(事故や行方不明防止のため)や避妊・去勢の手術を施すことなども誓約しなければならないことは,この時初めて知りました。


それからというもの,家に帰って頭をなでながら話しかける声は,正に「猫なで声」,やんちゃをしてもかわいいと言って抱っこをするその態度は,正に「猫かわいがり」の毎日です。
猫を飼うと体内のストレス物質が減少するといった研究結果もあるようですが,2匹に癒しをもらっていることは,その様な話を聞かずとも体で感じられます。


毎朝6時過ぎに,ご飯欲しさに仕掛けてくる密着マークや,横になってリラックスしている私をリングの一部にしてする時間無制限一本勝負のプロレスごっこには閉口しますが,それくらいはよしとしましょう。


これからも楽しみです。

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少年法適用年齢の引き下げに反対です

弁護士 水口 匠


政府(成人年齢見直しなどを検討する特命委員会)は,少年法の適用年齢を現在の20歳未満から18歳未満とするための改正を検討しています。
これは,選挙権の年齢が18歳以上に引き下げられたことが背景になっています。


しかし,選挙年齢と少年法の適用に,何の関係があるのでしょうか。
少年法は,「少年の健全な育成」という観点から,少年の資質,環境などの特性を考慮して適用年齢を設定しているのであって,これを形式的な成人年齢にとらわれて,合理的理由もないのに引き下げることはナンセンスというほかありません。


また,少年法の適用年齢引き下げが検討される,もう一つの背景には,深刻化する「凶悪」な犯罪の抑止の必要性も叫ばれているようです。


しかし,実際には,少年事件は増加も凶悪化もしていません。それどころか,激減しています。
例えば,一般刑法犯の検挙人数ですが,2000年は約15万2000人であるのに対し,2013年は,約6万9000人と,半分以下になっています。
また,凶悪犯についても,同期間で同様に激減しているのです(殺人は約半分。強盗,強姦はそれぞれ約3分の1)。
当然,人口比あたりで計算しても激減しており,少子化が理由というわけではありません。
従って,凶悪犯罪の深刻化という認識は前提として完全に誤っているのです。


適用年齢の引き下げは,必要性がないだけでなく,様々な問題点もはらんでいます。
言いたいことはまだまだありますが,あまりに長くなってしまうので,ここでは書くことができません。
しかし,一ついえるのは,安易な適用年齢の引き下げが,社会を悪くすることはあっても,よくすることはないということです。

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憲法の存在意義

弁護士 水口 匠


7月15日,安全保障関連法案が衆議院平和安全法制特別委員会で採決が行われ,自民,公明両党の賛成多数で可決されました。これから,16日には衆議院本会議で可決し,参議院に送付する見込みになります(この原稿を書いているのは15日です)。


約1か月前,憲法学習会に招かれた3名の憲法学者が,いずれも集団的自衛権の行使を憲法違反であると回答しました。他の学者もほとんどが同じ意見とのことです。当然だと思います。我々弁護士などの法律家も,今の憲法の下で集団的自衛権を認めることに問題がないと考える方はほとんどいないのではないでしょうか。
憲法を改正した上で集団的自衛権を認めるべきか否かについては,ここで触れるつもりはありませんが,私も今の憲法の下でこの法律を作ることは,客観的にいって憲法違反だと思います。本当に集団的自衛権の行使を認める必要があると考えるのであれば,憲法改正手続きにより,正々堂々と国民に信を問わなければなりません。


憲法とは,国民の生命,身体,財産,生活,自由を守るためにある,国家を縛るルールです(これを,立憲主義といいます)。人間に例えれば,国家や国民が肉体で,憲法は肉体を支える背骨のようなものです。背骨を折ったり,無理矢理ねじ曲げたりすれば,必ず肉体に障害が生じます。これは,歴史上も明らかです。

それなのに,憲法9条の解釈を無理矢理変更して(憲法9条,99条違反),法案も強行に採決しました(憲法9条違反)。国会議員の中には,新聞社の報道弾圧とも受け取れる発言を平気で行なう者もいます(憲法21条違反)。


これまでも問題ある法律は数々作られてきましたが,この法案はその中でも際だっているように思います。この法律が施行されても,戦争が起きなければいいという問題ではありません。この法律を作ること自体にとても大きな問題があるのです。
日本は今,大きな転換点にいます。

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※上記が「弁護士水口匠」タグの記事全部です。更新をお楽しみに!