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浦和法律事務所 公式ブログ

当事務所に所属する弁護士10名と事務局スタッフ5名による雑記文(コラム)を,ブログ形式で定期的に掲載・更新しています。

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終活

弁護士 堀哲郎

 

2歳年下の妹から,突然,メールが来ました。

 

妹は,9年前に一人娘がアメリカ在住のアメリカ人男性に嫁ぎ,2年前には夫に先立たれ,以来,一人暮らしをしており,高齢者となった今,終活に余念がないとのことです。

その一環として,身辺のものを整理しており,その中で母から預かっている「私の物」を送るというのです。

 

母は,昨年からケアハウスに入所し,その際,それまで保管していた「私の物」を妹宅に預けたのでした。

母は,その昔,多重債務に陥り,その結果,実家を手放すことになったのですが,それでも「私の物」は処分することなく,後生大事に保管していたのでした。

 

先日,その「私の物」がダンボール箱1箱に詰められて送られてきました。

中身は,小・中・高・大学の卒業証書,通知表(成績表),各種賞状(絵画展,書道展等の入選,軟式テニスの大会での優勝等)の他,小学生の頃に描いた絵,作文などもあり,いずれも私の記憶からはすっかり消え失せていたものばかりでした。

その中に,小学3年のときの作文で,東海地方に大きな被害をもたらした伊勢湾台風について書いているのがあり,当時の恐怖体験の記憶がまざまざと蘇えってきました。

 

ところで,私もボチボチ身辺のものの整理を始めてはいるのですが,なかなか捨てられないのが実情です(妹と同じで,妻はどんどん捨てまくっています。)。

母が大事に保管していた「私の物」も,到底捨てられそうにありません。

この点,作家の五木寛之氏は,老後の生き方について,その著書「孤独のすすめ」(中公新書ラクレ)の中で,

後ろを振り返り,ひとり静に孤独を楽しみながら,思い出を咀嚼したほうがよほどいい。

などと述べていますが,おおいに共感できるところです。

 

なお,妹からのメールには,

 

思い出に浸って下さい

私は残しておかないほうなので何もありません(笑)

 

とありました。

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異質・非同一的なものの受容

弁護士 沼尻隆一

 

「同性婚には生産性がない」といった内容の議員の発言が世上,物議をかもしています。

 

婚姻など人の家族的・人間的結合を含む社会的諸活動の至る所で「生産性」や「経済的効率・合理性」を偏重する考え方は,もちろん日本にも以前から存在しましたが(例えば,優生思想にもとづく断種手術の強要など),特に,ナチス時代のドイツにおいて顕著にみられた社会思想でした。

その結果,同時期のドイツにおいては,知的障害者などは「生産性のない存在」として,ユダヤ人同様に,強制収容そして絶滅の対象とされたのです。

 

物議をかもした発言の背景にも,こういった社会思想と,基底を一つにするものがあるのではないかと思えてなりません。

 

さらにいえば,異質で雑多なものの存在は,経済的効率を阻害する要因と一般的に考えられがちですから,こういった社会思想は,異質なもの,非同一的なものを,自分たちの社会から排除する思想にも,結びつきやすいものと考えられます。

 

どこかで読んだ記憶があるのですが,前述のナチスドイツに加担した官僚が戦後,「どうしてあのようなひどい蛮行ができたのか」といった質問に対し,答えた内容が,次のとおり印象深いものでした。

 

「まず最初に,(一般のドイツ人とユダヤ人とを)区別した。あとは,簡単だった。」

 

このような,非同一的なものへの排除の構造や思想に対して,アドルノという社会科学者・哲学者は,その著書(否定弁証法)の中で,こういった内容のことを述べ,警鐘をならしています。

 

「自分に他者を同一化=結合させようとするとき,すべての悪の根源としての『暴力』が始動する。たとえば,異性愛以外を愛として認められない貧困な心は,同性愛者という『非同一的なもの』を怖れ,その抹殺を求める。ちょうどナチスがそうしたように。」

「私たちははたして『同一性の抑圧』から解放され,非同一的なもの=異質的なものを受容することができるのだろうか。」

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