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弁護士による交通事故の解決(5)

[ 基本編 : 目次( リンク ) ]

  1. 誰もが交通事故の当事者となり得る
  2. 交通事故で被る損害(1) 
  3. 交通事故で被る損害(2) 
  4. 損害額の算定 
  5. 損害賠償請求をするにあたって <このページです>
    (1) 自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)
    (2) 任意保険
    (3) 損害賠償請求の方法
  6. もし,加害者になってしまったら

上記のボタンから,特集・専門分野編として,「後遺障害の等級認定への異議申立」をお読みいただけます。より専門性の高い分野で経験のある弁護士をお探しの方にお勧めします。


5 損害賠償請求をするにあたって

(1) 自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)

  1. 自賠責保険とは?
    自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)は,法律で加入が義務付けられている保険であり,対象は人身事故に限られています。
    また,支払限度額は,傷害による損害については,受傷した人1人につき120万円まで,後遺障害による損害については,認定された等級に応じて最高3000万円ないし4000万円まで,死亡による損害については,最高3000万円までとなっています。
  2. 自賠責保険の請求方法
    自賠責保険への保険金の請求方法には,加害者から請求する「 加害者請求 」だけでなく,被害者が直接加害者の加入している保険会社に請求する「 被害者請求 」もあります。
    したがって,加害者が死亡もしくは逃げてしまった場合でも,被害者が直接請求することができます。

(2) 任意保険

  1. 任意保険とは?
    任意保険は,加害者が,支払限度額のある自賠責保険ではカバーしきれない部分を補償するための保険であり,加入は任意で,対人・対物賠償,搭乗者,車両など,補償する対象も商品ごとに様々です。
  2. 任意保険会社による示談交渉
    加害者が任意保険に加入している場合,被害者側との示談交渉は,第一次的には保険会社の担当者が担うことがほとんどです。
    交渉が難航したり,あるいは訴訟となった場合には,弁護士が対処することになります。

(3) 損害賠償請求の方法

  1. 示談交渉
    被害者,加害者とも,交渉の段階から弁護士に依頼することができます。
    特に被害者側の場合,交渉相手は,加害者が加入する保険会社の担当者(いわば専門家です。)となるのが通常ですので,弁護士に依頼することをお勧めします。
  2. ADR
     ADRとは,裁判外紛争解決機関のことですが,交通事故に関するものとしては,代表的なもので「 交通事故紛争処理センター 」,「 日弁連交通事故相談センター 」があります。
    また,全国の弁護士会が運営する紛争解決センター(名称は様々で,埼玉弁護士会では「 埼玉弁護士会示談あっせん・仲裁センター 」と称しています。)では,民事上のトラブル全般を扱っていますが,もちろん交通事故に関する紛争も扱っています。
  3. 民事調停
    民事調停は,いわば裁判所で行なう話し合いです。管轄裁判所は,相手方の住所地を管轄する簡易裁判所になります。
    各簡易裁判所受付窓口には定型の申立用紙が用意してありますので,訴訟と比べれば,ご本人でも比較的容易に調停を申し立てることは可能ですが,弁護士を代理人として立てることもできます。
  4. 民事訴訟
    訴訟は,請求額(訴額)が140万円以下の場合は簡易裁判所に提起します。このうち,60万円以下の請求については,「 少額訴訟 」という簡易な訴訟を提起することもできます。
    請求額が140万円を超えるときは,地方裁判所に提起します。
    訴訟については,もちろんご本人で訴訟追行することも法律上可能ですが,実際上十分な訴訟活動をするためには,弁護士への依頼は必須といえます。
    より良い解決を目指すためには,できる限りお早めにご相談ください。

  

> 「 6 もし,加害者になってしまったら 」へ続く