2015年12月25日

事件番号

弁護士 柳沢里美

 

今年も残すところあと少し。
毎年思うことですが,本当に一年はあっという間で,年々短く感じるようになっています。

 

訴訟を提起したり調停を申し立てたりすると,裁判所は事件毎に事件番号をつけます。
例えば,「さいたま地方裁判所平成27年(ワ)第●●号」。
これは,さいたま地方裁判所が平成27年に●●番目に受け付けた通常の民事訴訟事件として特定されます。
(ワ)というのは通常の民事訴訟事件という事件の種類を示します。
その他の事件の種類を示す符号として,(ハ)は簡易裁判所の通常民事訴訟事件,(家イ)は家庭裁判所の調停事件,(わ)は地方裁判所の刑事公判請求事件などがあります。

 

裁判は長期に及ぶこともあり,何年も裁判が続いている事件もあります。
事件番号の「平成●●年」を見て,もうこんなに長くやっているのか! と思うこともあります。
迅速な裁判が要請され,かつてより平均的な審理期間は短くなっているようですが,それでも事案によっては長期に及んでしまう事件があるのです。

 

年が明けてから裁判所で受け付けられる事件は,「平成28年(●)第●号」となります。
年が明ければ,現在やっている事件も全部,事件番号を見る度に,1年以上前からやっている事件だと思うわけです。

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