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不動産競売の手続と解説(3)

[ 専門分野編 ・ 不動産競売 : 目次( リンク ) ]

  1. 不動産競売の概要
  2. 競売情報収集の方法
  3. 競売参加の方法 <このページです>
    (1) 期間入札
    (2) 保証金の提供
    (3) 開札期日
    (4) 売却許可決定
  4. 競売不動産取得後のトラブル対応
  5. マンションの競売手続

上記のボタンから,「基本編 : 弁護士による不動産問題の解決」を最初からお読みいただけます。


3 競売参加の方法

さあ,気になる不動産の情報を入手して,そこから得られる情報を精査し,現地の確認もしました。

(※法律の改正により買受けを希望する人が競売不動産に立ち入って見学することができる「 内覧制度 」ができています。実施にあたっては一定の要件が必要となっており,実際に内覧ができるかについては専門家にご相談されるのがいいかと思います。)

その結果,この不動産を購入しようと思ったらどうするか。

 

もちろん,競売への参加です。 

(1)期間入札

具体的な競売の手続ですが,実務上は,「 期間入札 」が基本となります。
期間入札とは,一定の入札期間を定めて,その期間内に入札を受け付け,開札日に開札をし,一番高額の価格買受を申し出た最高価買受申出人,二番目に高額の価格買受を申し出た次順位買受申出人を決定する方法です。

 

繰り返しになりますが,一般の方でも参加できる制度です。期間入札の場合には,一定の入札期間がありますので,一般の方も参加しやすい制度となっています。 

(2)保証金の提供

入札する際には,事前に「 保証金 」を提供しなければなりません。

売却の許可決定が確定したにもかかわらず,期限までに売却金額の納付ができない場合にはこの保証金は没収されることになります。ここまでかけてきた手間や費用を担保するための制度ということになります。

落札金額の支払いについてローンの利用を検討している方は,ローンがきちんと通ることを確認しなければなりません。

保証金を提供したうえで,これを証明する書類とともに入札することとなります。

 

なお,入札そのものは郵送でも可能となっていますが,郵送が入札期間のぎりぎりになる場合には,裁判所の終わりの時間(夕方5時)までで締め切られることがあるので注意が必要です。

(3)開札期日

入札の結果は,開札期日に明らかにされます。
一番高い価格で入札した人が最高価買受申出人,二番目に高い価格で入札した人が次順位買受申立人となります。 

(4)売却許可決定

最高価買受申出人となったら,裁判所が買受人に対して売却の許可決定をします。
債務者が買受人になっていた場合や,成年被後見人,未成年者などが買受人になっていた場合には不許可決定がなされることになります。

売却許可決定の確定後,買受人が代金を納付することになります。
買受人が代金を納付すると所有権が買受人に移り,次順位買受申出人が納付した保証金は返還されることになります。

 

 

> 「 4 競売不動産取得後のトラブル対応 」へ続く