禁煙

弁護士 水口匠

 

9月から禁煙をしています。

10月からタバコが値上がりすること,それまで使っていた加熱式タバコの機械が壊れてしまったこと,体調がいまいちと感じることがあったことなどが重なり,決意しました。

ただ,今までも何回かチャレンジしては失敗を繰り返しているので,油断禁物です。

 

それにしても,もうずいぶん前から喫煙者にとっては住みにくい世の中になっています。

肩身の狭さや値段もさることながら,そもそも喫煙する場所がなく,私も何度も苦労しました(その苦労から逃れるというのも,禁煙を決意した動機の一つです)。

加えて健康増進法が改正され,2020年4月には全面的に施行されるため,その傾向はより一層顕著になりそうです。

昔は親から,「タバコは20歳になってからにしなさい」なんて言われていましたが,今では「タバコは一生吸わない」が常識となりつつあります。

 

ちなみに,当然のことですが,未成年者の喫煙は法律で禁止されています。

未成年者喫煙禁止法といって,1900年にできた古い法律です。

 

ただ,この法律では,たとえ未成年者が喫煙をしたとしても,未成年者本人が罰せられることはありません。

そのタバコを没収されたり,補導されたりすることはありますが,これらは罰ではありません(没収は行政処分ですし,補導は未成年者が「悪い道」に進まないように行う注意であって,罰ではありません)

 

一方,子どもがタバコを吸っているのを知りながら親が放っておいたり,未成年者であることを知りながらタバコを売ったりした場合には,その親や販売業者は,罰金や科料といった罰を受けることがあります。

子どもの健康に害が生じる喫煙を助長したり,監護すべき者がこれを見逃すことは許されないのです。

 

私の親は私の目の前でタバコを吸いながらでしたが,私に対し,「20歳になったらいくら吸っても構わない」といって喫煙を制止していたので,罰は受けないことになります。

 

こういうことを書いているとタバコが恋しくなってきますね。