電話会議

弁護士 柳沢里美

 

少し前に事務所の電話機を入れ替えました。

新しい電話機には,便利な機能も付いたようなので,これから活用していきます。

そしてこれを機に,新たにスピーカーフォンが導入されました。

主に裁判の電話会議で使うためです。

 

民事訴訟や調停・審判の手続では,一方の当事者が遠方で裁判に出頭するのが困難な場合などに,裁判所の判断により,電話会議システムを利用することができます。

遠方の当事者は,毎回裁判に行かなくても,電話で裁判に参加することができます。

 

当事務所では,これまでの電話会議は電話機のみで対応していましたが,特に問題はありませんでした。

しかし,スピーカーフォンの導入により,個人的には,裁判の期日という実感が増し,弁護士が複数名で担当している事件などはやりやすくなったように感じます。

 

電話会議の場合,当事者の一方は裁判所に出頭していなければなりません。

そのため,裁判所に行かずに電話で参加する方は,自分に不利になってしまうのではないかと心配されることがあります。

しかし,電話がつながっていないところで裁判官が出頭した一方の当事者とだけ話をして裁判を勝手に進めてしまうなんてことはありません。

実際に,電話会議の裁判で,相手方は出頭せず,私だけ代理人として出頭したことが何回もありますが,そのことでこちらに有利に働いたなんてことはありませんでした。

代理人は,電話会議になったとしても,裁判の進行に応じて,必要な時は,当然,出頭して,柔軟に対応しますので,ご安心下さい。