盛岡地裁花巻支部

弁護士 堀 哲郎

 

 

前回「青森地裁弘前支部・その2」の終わりに,次回は,この地裁(家裁)支部シリーズを続けようかどうか,迷っていますと書きましたが,結局,原稿の〆切が迫る中,他に適当な題材を見つけることができず,性懲りもなく地裁(家裁)支部シリーズを続けることにしました。

今回は,盛岡地方裁判所花巻支部です。

 

今から約22年前の1996年10月,盛岡地方裁判所花巻支部に損害賠償請求訴訟が提起されました。

被告とされたのは埼玉県在住の人で,この人からの依頼により,被告訴訟代理人として,翌1997年1月から1998年6月まで盛岡地裁花巻支部に通うことになった次第です。

 

第1回口頭弁論期日は1996年12月でしたが,別件の期日と重複していたこともあり,実際には出頭せず,答弁書の擬制陳述で済ませました。

そして,第2回口頭弁論期日の1997年1月から,口頭弁論終結期日の1998年6月までの間,合計9度実際に盛岡地裁花巻支部を訪れました。

 

私の記憶では,当時,盛岡地裁花巻支部では電話会議はまだ実施されておらず,したがって,第1回口頭弁論期日と1998年8月の判決言渡期日を除いた,すべての期日に出頭しました(この間,証拠調(証人尋問2名,原告本人質問,被告本人質問)期日が3期日にわたってありました。

なお,第1回口頭弁論期日と判決言渡期日を欠席した理由については,本シリーズの1回目「奈良地裁葛城支部」をご参照くだされば幸いです。

ちなみに,判決は勝訴判決(原告の請求棄却)でした。

 

盛岡地裁(本庁)(私自身,1992年6月から1995年9月までの3年3ヶ月の間通ったことがあります。)は,構内に石割桜(巨大な花崗岩の割れ目から育った直径約1.35メートル,樹齢360年を超える桜)があることで観光名所となっていますが,盛岡地裁花巻支部は,全国に多々ある地裁(家裁)支部と同様,何の変哲もない裁判所です。

 

そんな盛岡地裁花巻支部へは,自宅から徒歩約10分の上野駅から東北新幹線で,盛岡駅の1つ手前の新花巻駅まで行き,そこからタクシーに乗車し約10分で到着しました。

裁判が終わるととんぼ返りで新花巻駅から東北新幹線で大宮駅まで行き,そこで京浜東北線に乗り換え,与野駅で下車し(当時,浦和法律事務所の最寄駅は京浜東北線の与野駅でした。),事務所に行って仕事をするのが常でした。

 

そんなわけで,花巻は,宮沢賢治所縁の地であり,また,花巻温泉も全国的に有名ですが,一度も訪れることはありませんでした。

 

以上,盛岡地裁花巻支部でした。

次回については,どうなるかわかりませんので,コメントは差し控えさせて頂きます。