12国記

弁護士 河原﨑友太

 

 

上橋菜穂子さんの『鹿の王』を読破し,ファンタジー小説に目覚めた私。

 

その後は,同『獣の奏者』を読み,どっぷりはまっていく。

 

次は,小野不由美さんの『12国記』シリーズを読み始め,とりあえず,

『月の影 影の海(上・下)』,『風の海 迷宮の岸』,『東の海神 西の滄海』,『風の万里 黎明の空(上・下)』,『黄昏の岸 暁の天』,『図南の翼』

と,短編集と『魔性の子』以外は読み漁る。『魔性の子』は現在読み進め中。

 

もともとはサスペンス系好き。

その多くはフィクション作品であって,その多くは現代社会にある設定の中で作り上げられた世界の話だった。

たまには,現代社会にはない設定のものもあったけど(山田宗樹さんの『百年法』とか),どこか現代社会の延長のような気もする。

そんな世界の話が好きだったのが一転。

 

全く別の世界を舞台とする話にワクワクが止まらない。

 

『12国記』シリーズに関して言えば,

国の統治システムも違うし,そもそも子どもが産まれる過程も違っている。

王に仕える『麒麟』がいて,人でも神でもない『仙』がいる。

 

『12国記』は基本的な統治システムは独裁政治。

国の頂点に立つ『王』が善王であれば国は長く続き,愚王であれば自然と淘汰される。

 

特に,『月の影…』で突如として王となった陽子が,愚王とされた先王の二の舞になりそうなところを,

『風の万里…』,『黄昏の岸…』で成長してく様がものすごく心地よい。

 

ちょっと読みにくいところもありますが,飛ばしてもOK。

登場人物の名前も,「これ,何て読むんだっけ?」という場面は多数あるけど,私はいちいち確認せずに,適当に読んでます。

 

とりあえずおススメです。