宅配便

弁護士 柳沢里美

 

 

日頃からよくお世話になっている某宅配業者が,宅配サービスを見直すとのニュースがありました。

ネット通販の利用者の増加で,配達業務が急増し,ドライバー不足となっていることなどが背景にあるようです。

ドライバーさんたちは,お昼の時間帯指定の配達のためお昼休憩がとれなかったり,日中働いている人が帰宅後の夜の時間帯を多く指定するため業務の終了が遅くなってしまったりしているようです。

また,ドライバーさんによると,何度訪問しても不在のため何度も再配達をしなければならないことや,指定された時間内に訪問しても,不在で結局再配達をしなければならないこともよくあるそうです。

 

ドライバーさんたちの労働環境改善のために会社として対応は必要です。

お昼の時間帯指定枠を廃止し,夜の時間帯指定枠が変更となるようです。

運賃の値上げや再配達を有料化するという案も検討されているようです。

 

受取側が時間指定をすることなく荷物が送られてくる場合は,不在であることが多いため,再配達になってしまう頻度も高いでしょう。

かつては不在の時はお隣さんに荷物を預かってもらうなんてこともありましたが,現在はほとんどありません。

共同住宅などによくある宅配ボックスがあれば,不在でもある程度の荷物は入れておいてもらえるので,便利で大変助かります。

しかし,どの家庭にも宅配ボックスがあるわけではないし,宅配ボックスにすべての荷物を入れられるわけではないので,不在の時の再配達をすべて有料化にされてしまうと困ります。

ただ,時間指定で配達をお願いしたのなら,当然,その時間は家にいなければなりません。

指定された配達時間内に訪問したのに不在であった場合は,再配達を有料にしてもいいような気がします。

 

荷物が届くのを待っている側としては,時間帯指定の枠は短く,時間内に配達してもらえると助かります。

何度か,指定した時間より少しだけ遅く配達されたことがありました。

待っていた時は,後に予定もあったので,少しイライラしてしまいました。

しかし,街中で忙しそうに走り回っているドライバーさんたちの実情を知ったので,最近は,多少の遅れは目をつむり,気長に待つようにしています。